みんなにやさしいトイレ会議のはじまり
きっかけは25年前、女性の参加限定の「長崎ウーマンズ・ウォークラリー」を企画した時、まち歩きに公衆トイレは必要不可欠!じゃあまず公衆トイレの実態を調査しよう!と取り組んだことがトイレにハマる?結果に。当時は、汲み取り式もあり、3Kどころか5Kも当たり前の時代。その実態を当時のメンバーと共に、1年がかりで調査(敢えて梅雨時の臭い立つ時期を選んで。)、外観&内部写真、点数付きレポートとして行政へ提出。マスコミや議会で大きく取り上げられ、長崎の公衆トイレは、その後の10年間で見違えるほど立派に変わっていきました。
 ある時、知人の女性に「私たち(中年女性)には、バッグ掛けは、高すぎて手が届かない。バッグ置きもないし・・なんとかしてよ!」と言われたのが2度目のきっかけ。確かに外観は、本当に立派、でも使い勝手はどうだろう?清潔感は?入口が丸見えなど設置状態は?立地は?女性の視点は生かされているの?そんな想いが1冊の本を生み出すことになりました。長崎のトイレ文化は“まあだだよ”という意味を込めた小さな本は、トイレの中でも読めるように?ハンディなB5サイズ、カラーはもちろん黄色!内容は公衆トイレ実態調査、推薦トイレコンテストなど盛りだくさんで、反響も大きく、楽しい読み物に仕上がりました。神戸大学・人文学部のテキストとして採用されたり、小林純子さん(日本トイレ協会の副会長)との出会いを運んでくれる本にもなりました。今度こそ、長崎の公衆トイレは女性目線に変わるだろう・・・と期待したのも自然な成り行きですよね?
 ところが新設される公衆トイレは、相変わらずのマニュアルタイプ。使い勝手など機能性はそのまま。既存のトイレもメンテナンスが改善された様子はなく、清潔感、臭いは相変わらず。周りに聞いても、ほとんどの女性が「公衆トイレは、どうせ臭いし、不潔だから入らない。デパートとかパブリックスペースに行く・・・」という返事ばかり。
前置きが長くなってしまいましたが、長崎のトイレ文化度にどうしても納得出来ず、悶々としたあげく 今春、「みんなにやさしいトイレ会議」としてトイレ活動を再開。熊本の大型スーパーのトイレで、幼い女の子が殺害された事件も引き金ではありましたが・・・。トイレが、そのような危険な場所にならないように、「安心・安全で、みんなにやさしいトイレ」をコンセプトに、テーマは「入りたくないトイレ」→「入りたいトイレ」に決定。
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